共存戦隊ホウエンジャー!
ポケモンと自然と人の共存を目指して今日も戦い続けるぞ!
目的
トリプルバトルで善行を積んで正義のもとに力を振り回したくなっていたところでした。
さらに、なりきりパに興味がわいていたところに、ちょうど6枠いてかっこよくて強いポケモンたちと戦えそうなモチーフを見つけたのでパーティを作りました
共存戦隊ホウエンジャーとは!
どうして公式に存在するものの説明が構築記事の冒頭で必要なのかわからないですけど、ここで説明をする必要があります。
共存戦隊ホウエンジャーは、テレビキンセツで企画されたご当地ヒーローで、ホウエン地方を盛り上げるはずだった存在です。
メンバーは6人、ミシロクリムゾン、キンセツイエロー、カナズミアイボリー、ハジツゲボルドー、ミナモビリジアン、キナギコバルトです。
ポケモンと自然と人の共存を目指して今日も戦い続けるぞ!
同時期に始まったコンテストライブはすぐ大人気になりましたが、ホウエンジャーは話題にもならなかったそうです。ほんとうにいるんです。
今でもその痕跡はホウエン地方の各地に残っており、ポスターや文字がかすれた顔出し看板、値札が劣化して売り物にもなっていないフィギュアなどを見ることができます。
値札がぼろぼろになっている描写が場所によって異なるのが見どころです。
なお、各々のメンバーは(おそらく)人間で、モチーフになったポケモンや相棒のポケモンがいるという描写があるわけでもありません。
この構築ではホウエン地方で新登場したポケモンで、色が各戦士と合っているポケモンを選んでパーティに入れました。
ヒーローモチーフなら、色がばらけるので見間違えて繰り出すこともないはずです。
基本戦略
全体的に数値が高く強さをもったポケモンが揃っていたので、かなりスタンな戦い方です。
基本的には1ターン目で追い風をして、先手を取れるうちにメガボーマンダの範囲技や他のメンバーの単体技で攻め、ハリテヤマのフェイントやワイドガードでサポートをします。
威嚇をできるポケモンがボーマンダしかいないので、メガシンカを温存することもありました。
メンバー紹介
各戦士の名前の色の部分をニックネームとしてつけました。各色はこのような感じです
おおざっぱで勇敢なヒーロー ミシロクリムゾン(演:ボーマンダ)
技 羽休め 火炎放射 守る ハイパーボイス
性格 勇敢 基礎ポイントは特攻と素早さにたくさん
クリムゾンとは、少し紫がかった鮮やかな赤です。
夢にまで見て手に入れた翼の色なのでクリムゾンです。
メガシンカで強化フォームを手に入れました。
性格も原作再現をして勇敢にしてしまいました。
何もしなくても強いし、羽休めもあるので長く場に残って相手を削ってくれました。
強くて安定した範囲技の素晴らしさが身に沁みました。
メガシンカ前の威嚇もできてとてもえらいです。
力持ちでぼんやりしたヒーロー キンセツイエロー(演:ハリテヤマ)
特性 厚い脂肪 持ち物 ラムの実
性格 勇敢 基礎ポイントはHPと攻撃にたくさん
イエローは三原色の一つです。銀杏の葉や通常時の月の色です。
彼は厚い信頼をその手で築き上げた力士です。
味方のサポート、相手の妨害、範囲技からの護衛ができるだけでもすごいのに、彼はとても火力があります。しかも結構攻撃を耐えます。
対戦の中でも活躍してくれたと実感する機会は多く、今後も別の機会に活躍させたいです。
神経質で賢いヒロイン カナズミアイボリー(演:ミロカロス)
技 冷凍ビーム 神秘の守り 熱湯 守る
特性 勝気 持ち物 食べ残し
性格 控え目 基礎ポイントはHPと特攻にたくさん
アイボリーは象牙って意味です。黄色っぽい明るい灰色です。ベージュみたいな感じです。もうこの時点で黄色系が2人います。
耐久があり、なんかいい感じに追撃をしてくれます。
勝気が発動すると火力の面で活躍もしてくれます。
うまくはまるととても強いし、そうでなくても相手を削ってくれて、頼もしかったです。
ちなみに一番最後に加入したメンバーです。最初はここにボスゴドラがいました。
当初アイボリーを薄い灰色だろうと思っていたのですが、改めて調べると結構ベージュ系で、ボスゴドラが担当するのは難しそうだったので、メンバーを探しなおしました。
ホウエン地方に点在するホウエンジャーの痕跡の一つ、カナズミアイボリーのフィギュアはお天気研究所、ヒンバスの生息する水辺の近くにあります。聖地の近くに生息するヒンバスの進化系、ミロカロスがカナズミアイボリーになることに運命的なものを感じたので加入してもらいました。
それ以外の候補にいたのがマッスグマだったので、ミロカロスがいてよかったです
(危うくマッスグマの腹太鼓を自己暗示したメタグロスがすべてを破壊する大暴走コバルトロボ回を前提としたパーティになってしまうところだったので)
根暗で素早いヒーロー ハジツゲボルドー(演:シザリガー)
技 守る はたきおとす 挑発 ハサミギロチン
特性 適応力 持ち物 きあいのタスキ
性格 いじっぱり 基礎ポイントは攻撃と素早さにたくさん
ボルドーは暗い赤です。赤ワインが由来らしいです。ここまでで赤と黄の2系統の色しかいません。
威嚇の多いトリプルバトルではかいりきバサミのほうがいいのかなって思ったんですけど、適応力のほうが見込める最大火力が高いのでこっちにしました。
はたきおとす時の、ハサミを振り下ろした後の動きの余韻がとてもかっこいいです。
このシザリガーには哀しき過去があり、アクアジェットが遺伝技だということを失念したまま基礎ポイント振りが行われてしまいました。頭に星ついているんだからアクアジェットぐらい自力で習得してほしかったのですが、無理だったようです。
何とかできないかと考えていたところに、ハサミギロチンがありました。
せっかく適応力なんだから水技も使おうよ、という理性も働きましたが、一撃必殺という甘美な響きは抗いがたきものでした。
なんとなく入れた挑発もいい味を出してくれました。
怪人組織側にいた怪人がヒーロー側になる展開が結構好きなので、今回のテーマで悪タイプを持つ彼をメンバーに入れることができてよかったです。
空を自由に飛べるが高所恐怖症のヒーロー ミナモビリジアン(演:フライゴン)
技 追い風 とんぼ返り フェイント 地割れ
特性 浮遊 持ち物 ヤチェの実
性格 陽気 基礎ポイントはHPと素早さにたくさん
ビリジアンは若干くすんだ緑です。
生活の都合で急いでパーティを作らねばならなかったので、攻撃と特攻を妥協してしまいました。Aが14でCが10らしいです。
技をどうするか悩みました。大事な素早さ操作は追い風としました。
追い風を打った後に早く交代するためにとんぼ返りがあります。
フェイントはたまに撃ちます。けど孵化を怠ったので赤ゲージの相手を倒せないこともありました。
あと一つ火力になるのが欲しいと思って習得技を見ていると、進化前限定でじわれがありました。
必殺技は複数あったほうが戦いが鮮やかに彩られるので、彼には大地を勝ち割ってもらう事にしました。
控えのポケモンにダメージを入れたくないときに地割れを打って、当たれば大当たり、当たらなくてもお相手から優先して倒されてくれたらいいなって思惑があります。
クールでリバウンド中のヒロイン キナギコバルト(演:メタグロス)
技 思念の頭突き コメットパンチ 守る バレットパンチ
特性 クリアボディ 持ち物 命の珠
性格 いじっぱり 基礎ポイントは特攻と素早さにたくさん
コバルトは鮮やかな明るい青です。
このメタグロス(ダンバル)はTwitterで交換募集をしたところDOVEさん(@dove_letterさん)からいただいた個体です。ニックネームにまで対応していただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
戦隊といえば採石場で変身して後ろで大爆発する光景なんですけど大爆発はないです。
ほんとは大爆発させたかったんですけど、フェアリー弱点が4体もいるパーティでそれをさせるのはあまりに酷だろうということでやめておきました。
他のメンバーが苦手なタイプをいい感じに倒してくれたと思います。
先制技もあるので、唯一無二って感じの活躍をしてくれました。
でも思念の頭突きもコメットパンチも命中が90で、大事な時に外すこともありました。
コメットパンチとバレットパンチでどっちがどっちかわかんなくなっちゃって間違えたこともありました。
悪技がつらいので、持ち物は耐久を削っちゃう命の珠じゃないほうがいいと思います。
コバルト枠をもしもトドゼルガにしていたらフェアリー対策がギロチン・地割れ・絶対零度の一撃必殺ハッピーセットになるところでした。
使用感
これまで使っていたパーティは、ギミックを決めて押し切ろうとするパーティだったので、その仕掛けが決まるかどうかでほとんど勝負が決していました。エース役が活躍するかどうかが重要でした。
一方、このパーティはサポートメインのフライゴン以外全員にアタッカーとしての力があるので、とりあえず攻撃して戦いあうことができるのがよかったです。あと一つ二つくらい範囲技があってもいい感じがします。
状況にあわせて適切に選択する必要のあるパーティでした。
相手の戦術にあわせて入れ替えや技選択をするので、行動を予測して展開を読む練習になった気がします。
反省点と今後の改善点
- タイプバランスがあまりよくありませんでした。氷4倍弱点が2体、電気弱点が3体、フェアリー弱点が4体います。ドラゴンタイプが2体いるのにドラゴン技はゼロ、水タイプが2体いるのに水技は1体の熱湯のみでした。
これによりコンテストライブの象徴的な存在であるルチアさんの相棒、チルタリス及びメガチルタリスにきわめて弱いという、変な原作再現が起きました。
タイプがばらけたからって強いわけじゃないとは思いますが、もう少しバランスよく、パーティを考える際に様々な相手に対応できるかを考慮すべきでした。
(なお、この後愚かにも格闘弱点が5体いる構築を作り、親愛なる力士にすりつぶされます) - 相手のやろうとしていることを阻止する力が足りませんでした。
挑発や神秘の守りや猫騙しはあったけど、相手がやろうとしていることを予測して、適切な手段を取る能力が未熟でした。でも戦隊は怪人の罠にかかってピンチになった状態からどうするかって展開が結構ある気がするからそれはそれでよかったです。
正義がなすすべなく倒れるところも、競って敗れるところもおいしいので扱っていて非常に楽しかったです。でも今後強い構築を目指すときには天候パや滅び、ギミックやトリルなど主要なものへの対策もちゃんと入れてみたいです。 - 構築を作る上で、種族値の水増しをすることが大事なんだなと感じました。
素早さが足りないのには優先度の高い技や素早さ操作、耐久が足りないのには壁やデバフ、交代やタイミングのよい守る、火力が足りないのは持ち物や特性による能力上昇、抜群をつくなどで、相手を上回れたらいいのだと思います。
ギミックも、単体ではそこまで強くなくても2体合わせて3体分とかそれ以上の力になれれば、有意義なものになる気がします。
今後エネコをパーティに入れるとしたら、数値が低いのはわかりきっているので、他のポケモンを強化する役割を担ってもらって、エネコと合わせて2体や3体分くらいの強さにできるのを目指してみます。
感想
あんなにホウエンジャーに知名度がないとは思いませんでした。でもちょっと浸透させられた気がします。
この構築のポケモンは、Twitterのタグ #トリプル用ポケモン交換希望 や 金曜夜の定時交換会 #トリプル勢ミラクル交換会 にていただいたポケモンたちの力を借りて育成することができました。DOVEさんをはじめとして多くの方々の力をお借りしました。この場を借りて御礼申し上げます。この方々もまたホウエンジャーなのだと思います。かっこいい!
カスタマイズ性は高いと思うので、ぜひ皆さんも自分だけのホウエンジャーを作ってホウエン地方を盛り上げてみてはいかがでしょうか。
戦って勝っても負けても楽しいパーティを作ることができました。
サムネイルや記事内の各戦士の画像を描くのも楽しかったです。
強いと言われるポケモンと一緒に戦ってみるのは、その強さがいかなるものかを知るためにとても良い経験となりました。
惜しむらくはせっかく付けたニックネームがトリプルフリーでの対戦中は表示されませんでした。ただ、ニックネームを見て自分が即座にこのポケモンだと判断できないかもしれないので、ポケモン自体の名前の表示でかえってよかったかもしれないです。
余談【プロトタイプ】
もともと
【トリプルバトル】エネコ流しトリルサーフパーティ - ひんやりとした床
を組むのに必要なBPを獲得するために、シザリガーをはじめとしたかっこよくて強そうなポケモン盛りだくさんのパーティを組む予定でした。
そのときのプロトタイプがこちら
かっこいい~
地震と岩雪崩をたくさん撃ってバトルハウスをなんとかするぞ!ってパーティです。厳選もしてないです。
一応シャトレーヌ(一回目)に勝ったのがこのときのプロトタイプホウエンジャーでした。
残念ながらボスゴドラさんがアイボリーではないことが発覚し、このプロトタイプは幻となりました。シダケホワイトが登場したらボスゴドラさんが復活するはずです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。